2020年 10月 24日
住宅版「残価設定ローン」 |
日経10/12の電子版記事『住宅に残価設定ローン、返済負担を軽減 官民で開発』
残価設定ローンは、新車購入でよく聞きますかね?
景気対策の起爆剤としてでしょうか
官民一体となって開発に乗り出すという
不動産コンサルタントの長嶋修氏のコラムから引用
「仮に自己資金を1,000万円ねん出し、
残りの6,000万円について期間35年・金利1パーセントの住宅ローンを組んだ場合には、
毎月16万9,000円、年間およそ200万円となり、
年収1千万円でも返済比率( 年収に占める住宅ローン返済の割合 )は20%。
(中略)これが仮に、7,000万円の半額3,500万円の残価が設定されたとすると、
住宅ローンは2,500万円でよく、そうなると毎月の支払いはたったの7万円となり、
これなら多くの家計が支払い可能となります。」
そうなると今まであきらめていた利便性の良いエリアのほうが購入可能となり、
人気エリアの駅近不動産に人気が集中しそうです。
駅前人気エリアのほうが残価設定が高くなりそうなので
郊外不動産の購入金額の差が縮まってくるのかな?
などなど
上記コラムにもあるように
残価設定をどうするかがポイントですし、そのほかにも
まだまだ制度設計をつめるところは山積みでしょうが、今後に大注目です。
by uemussan1969
| 2020-10-24 13:20
| 住宅・不動産